素敵な夜へといざなうセレナーデ Paul Hardcastleの「5」

突然ですが、「音楽療法」という言葉をご存じでしょうか。音楽療法とは音楽を聞いたり演奏したりする際の生理的・心理的・社会的な効果を応用して、心身の健康の回復、向上をはかる事を目的とする、健康法ないし代替医療の事を指します。(Wikipediaより引用)近年では音楽と癒しにスポットをあてたリラクゼーションミュージックというジャンルが生れるなど、音楽がわたしたちにもたらす作用(音楽療法)への関心の高まりを感じますね。もはや、音楽は耳で「聞く」だけではなく、「体感する」または「求める」ものと言ってよいかもしれません。

本日は、そんな音楽療法的作品をご紹介いたします。ハードな仕事で身体共にクタクタのお父さん・育児や家事に疲れたお母さん。ぜひこれを聞いてリラックスしてください。癒されますよ~。↓↓↓

Hardcastle 5

今回紹介する作品はPaul Hardcastleの「5」。2008年リリースのアルバムです。
アルバムレビューに入る前にPaul Hardcastleを知らない方の為に、博士に登場していただきましょう♪

音楽博士
ポール・ハードキャッスルはイギリス出身のミュージシャン、ソングライターじゃ。メインの楽器はピアノ(キーボード・シンセサイザー)じゃが、ギターやベースも演奏するマルチプレーヤーじゃ。他にもプログラミングやプロデュース等、音楽フィールドが広いのもこの人の特徴で、まさに総合音楽家という感じですな。

音楽博士
初期の作品ではエレクトロニカ風のダンスナンバーが多く、1985年にリリースした「19」は全英シングルチャート5週間1位の大ヒットを記録したぞ。90年頃からはスムースジャズの楽曲を多く手掛けるようになり、「Hardcastl」と「The Jazzmasters」と二つの名義でアルバムをコンスタントにリリースしておる。この人は、スタイルで聴かせるタイプのミュージシャンだから、二つの違いは正直そんなにわからんよ。ともあれ、スムースジャズを語る上では欠かせない人物じゃ。

ありがとう博士。博士の説明にあったように、この作品もトラック13を除いたすべての楽曲で、彼が作曲・プロデュースを手掛けています。作風は(毎度のことながら)Hardcastleワールド全開。エレクトロニカ系のビートに、透明感溢れる音色のキーボード。波の音や雷鳴をはじめとした多彩なSE。夢見心地にさせる女性ボーカルと、遠くで鳴らすスペーシー系エフェクツ・・・・その道20年。まさに金太郎あめ状態ですが、毎度安定のクオリティーです。アルバム全体の雰囲気を一言で言い表すなら、「都会の真夜中にふと訪れた静寂」って感じでしょうか。時間の流れがスローになった(もしくは止まった)かのような錯覚と、音に包まれるような感覚をおぼえる作品です。最近疲れがたまっている方は、スピーカーの前に腰かけ目を閉じながら、聞いてみてください。透明感あふれるサウンドに、疲れも癒されるかもしれませんよ♪

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