コードをワンポイントアレンジ♪sus4コードを使ってみよう【お気楽ウクレレ講座】

ギター・ウクレレ
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アローハ!どうもひなパパです。

お気楽ウクレレ講座では、既存曲を練習したり暗記することなく、「なんとなく」の感覚でウクレレが弾けるようになるのを目標としています。

10回目の今回は「sus4」コードについて学んでいきます。是非、ご自身のプレイに取り入れてみてくださいね♪

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sus4コードとは?

市販の楽譜などを見ていると、□sus4といったコードネームを見かけることがあります。この□sus4コードとは何者なのでしょうか?

sus4は、サス・フォーと呼びます。サスとは、サスペンデッドの略。オーバーオールの肩紐を「サスペンダー」といいますが、あれと語源は一緒です。

サスペンデッドとは、「吊るされた」の意味。では、何を吊るしているのでしょうか?以下をご覧ください。

CメジャーコードとCsus4コードは、たった一音違うだけです。C音から、F音まで白鍵の数を数えてみましょう。C音を含めて白鍵4つですね。sus4の「4」はルート音(この場合Cの音)から4つめの音という意味。

つまり、メジャーコードの3度の音(この場合E音)が、吊り上げられて4度(この場合F音)になっているのが、sus4コードなのです。

sus4コードの響きを聞いてみよう。

sus4コードの響きを聞いてみましょう。sus4コードは、メジャー・マイナーのいずれにも属さない”宙ぶらりん状態のコード”なので不思議な音がします。

いかがですか?ふわっとした浮遊感がありますね。少しミステリアスな雰囲気も感じられます。

sus4コードの使い方

sus4コードは宙吊り状態なので、3度に降ろしてあげる事ですっきりと解決します。

まさに、一件落着という感じですね♪この例の通り、□sus4コードは□メジャーコードに進むことで解決します。この時、解決先がメジャーコードなことに注目です。一般的に、sus4コードはマイナーコードには解決しません。

sus4を使ったコード進行例

例01

Cコードが複数小節にわたって続くような場合。ハワイアンあるあるの進行ではないでしょうか。このように同じコードが繰り返される場合、ダラっとした印象になりがち。

そこで、ワンポイント。Csus4を挿入することで、サウンドにメリハリがつきます♪

例02

G7からCの繰り返し。これもあるあるですね(笑)。この流れに飽きて来たらワンポイント。G7sus4コードを挿入してみましょう。なんだか、こなれた感じの演奏になりますね♪

Cメジャーキーの楽曲で、sus4を使うのは、CとG7と覚えておいてかまいません。

sus4コードを使ったフレーズ例

sus4コードはアルペジオで弾くと、とても美しい響きになります。以下、フレーズ例をいくつか挙げておきます。

フレーズ例01

3拍目、2弦1フレットが4度の音です(F音)。このように1音加えるだけでも、美しいサウンドになります。

フレーズ例02

Aフォームを使った場合のフレーズ例。コードフォームを基にフレーズを覚えると、移調しても迷うことなく弾けるので便利です♪

フレーズ例03

G7sus4の場合、4度のおとはC音になります。エンディングぽいフレーズです。

今回のまとめ

今回は、sus4コードの仕組みと、その使い方を紹介しました。メジャーコードを一音変更するだけで、簡単にコード進行のアレンジができますね。ご自身の演奏にも是非取り入れてみてください♪

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