ゴージャスでハイテンション!U-Nam / Future Love

こんばんは!”ひなパパ”ことパステル工房の管理人です。本日は春~夏にかけてのドライブにぴったりなスムースジャズの作品をご紹介いたします。

今回ご紹介する作品は、スムースジャズギタリストU-Namが2019年にリリースした「Future Love」です。コチラの作品、私が過去10年間に聴き続けたスムースジャズの作品群の中でもベスト10に入る快作!是非最後まで見て行ってくださいねっ、それではレビューにGO~♪

Impression

前作「Surface Level」より3年をかけリリースされた本作ですが、まず気になるのが「お色気路線」のアルバムアートワーク。リチャード・エリオットの「チル・ファクター」やウルトラブルーの「ウルトラブルー」など、スムースジャズ黄金期の作品を彷彿させるデザインとなっております。なんせ、スムースジャズの人気が下降しだしてからは、アーティストが楽器を持ってポーズをキメているような、地味なものばかりでしたので、これはスムースジャズファンとしては嬉しい限り(笑) 勢いを感じますね♪

気になる中身ですが、このアルバムを一言で言い表すなら「お祭り騒ぎ状態のスムースジャズ」ギタープレイも楽曲のアレンジメントも全てがゴージャス!な感じです。サウンドの基調は、彼が影響を受けた70~80年代のジャズフュージョン/ソウルミュージック。リズム面ではアシッドジャズの影響も感じます(要は”チンチキチンチキ”と金物類が多く鳴っているいうこと)。

ギタープレイはジョージ・ベンソンに激似(笑)ベンソンのスタイルのギターをこれほど極めた人間を私は他に知りません。プレイのポテンシャルとテンションが異様に高く、超高速の早引きや、挑発的なアウトフレーズが随所で次々と飛び出してくるのは正に圧巻。

そしてなにより、このアルバムは曲がイイですね♪ウェストコーストの風を感じる軽快なリズムに、メモラブルなメロディーライン、そして踊りだしたくなるようなグルーブ。ストリングスやシンセサイザー、ホーンセクションの使いドコロも適材適所な感じで、まさにスムースジャズの王道を行くようなサウンドとなっております。

また、明るい曲調の楽曲が多いのもこの作品の特徴です。収録曲の多くがミドル~ファーストテンポのメジャーキーの楽曲ですが、聴いていて飽きが来ないのは楽曲のカラーバリエーションが豊富な為。

例えば、5曲目の「Is That So?」は80年代のポップソウルテイストですし、7曲目の「Arbent」はジョージ・ベンソンの名曲「Breezin」を彷彿させる朝に似合いそうなナンバー。8曲目「Before You Leave」はリック・アストリーの大ヒット曲「Never Gonna Give You Up」ぽいメロディラインをフィーチャーした80s’ポップステイスト。15曲目「Stick To It」の縦ノリのリズムからはシャカタクを思わせます。

全14曲と、それなりのボリュームがある作品ですが長さを感じさせないのは、往年のヒットサウンドのエッセンスを上手に散りばめ再構築しているからでしょうか。とにかく”曲よし!ギターよし!アレンジよし!“と三拍子そろったゴージャスな本作。これからの季節のドライブに最適なのではないでしょうか?是非是非お試しあれ♪

視聴ファイルでは後発された「Future Love Pt2」も合算されていますのでご注意ください。今回ご紹介したアルバムには13曲目までが収録されています。