Brian Culbertson / Winter Stories

こんばんは!ひなパパことパステル工房の管理人です。最近、資格試験に忙しく、アップする記事も資格試験の要点をまとめたものばかりで、ブログを書く=勉強の一環になっておりましたが、ファイナンシャルプランナーの試験も終わった事ですし、ここいらでちょっと音楽関連の記事を書いてみたいと思います。

本日紹介する作品は、スムースジャズピアニストBrian Culbertsonが2019年にリリースした「Winter Stories」です。

本作は、デジタル版が10月に先立って発売され、Youtubeのブライアン自身のアカウト上でも何曲かフルで聴ける状態となっておりました。そこで本作に収録されている「Morning Walk」を視聴したところ、とても美しい楽曲で琴線に触れるものがありました。

“よし!これを2019年の冬の一枚にしよう”と思ってから、日本盤のCDがリリースされる12月13日まで約2ヵ月間まっていた訳ですが、手元に届いたのが丁度12月いうこともあり時期的によく、待った甲斐があった。という感じです。

キャリア初のピアノトリオ作

ブライアンの通算19作目となる本作は、彼のキャリアの中でも初めてとなる、ピアノトリオサウンド。ブライアン以外の基本メンバーはベースのスティーブ・ロドビーと、ドラムのカーリ・パーカー。曲によってはレニー・カストロがパーカッションとして参加しております。

スティーブ・ロドビーはパット・メセニー・グループに参加している凄腕ベーシストとして有名ですね。ドラムのカーリー・パーカーはスムースジャズ~ソウル畑で長年活躍してきたベテラン。この二人が刻む心地よいグルーブの上で、ブライアンが歌心溢れるピアノサウンドを聴かせている。そんな作品ですね。

楽曲のタイプは大きく分けて3つ

ピアノトリオ形式を大胆に採用し、冬をテーマに制作された本作。コンセプトが冬なので、幻想的でどこか厳かな楽曲が多い作品ですが、楽曲タイプは大きく3つに分けられます。

まず1つ目は、従来のブライアンの作品に収録されていたスロー~ミドルテンポのバラードを踏襲したタイプ。ピアノトリオ形式だけあり、以前の作品のものより、楽曲本来の美しさが際立っていますね。稀代のメロディーメイカー、ブライアン・カルバートソンを堪能できるタイプの楽曲でトラックナンバー2.3.6.9などが、これに属します。

次に2つ目は、リズム面を強調した明るい曲調のタイプ。リズムアプローチが面白く、メロディラインもどこかコミカルな感じ。クリスマスにぴったりな楽しげな楽曲です。トラックナンバー5.7がこれに当たります。

最後に3つ目は、精神性を感じるニューエイジタイプの楽曲。トラックナンバー1.8.10あたりがそうでしょうか。特にトラック8は二つの和音が曲中ずーっと連続して繰り返される、アルバムの中でも異色を放つナンバーです。

まとめ

カルバートソンの作品群の中で初めての試みとなる、ピアノトリオ形式を採用し、冬にテーマを当てた作品。従来の作品からは感じられなかったスピリチュアルな雰囲気漂う名作。

冬独特の厳かな感じや、澄んだ空気、静かに降り積もる雪。このアルバムを聴いているとそんな冬の情景が浮かんできます。おすすめ♪