穏やかなピアノが奏でる夏の魔法 David Benoit 「Summer」

こんばんは!ひなパパことパステル工房の管理人です。2018年の夏もまもなく折り返し地点。前半戦の7月は、連日の猛暑に加え記録的な大雨による災害など重い話題が多く、夏を楽しむという雰囲気ではなかったので、8月こそは穏やかな月になってほしいものです。

さて、私は毎年の夏前になると「今年の夏の一枚」としてCDを一枚選び、ひと夏かけて聞き倒すのですが、2018年度はこちらの作品に決めました。

スムースジャズピアニストDavid Benoitが1986年にリリースしたアルバム「Summer」。何とも如何にもなタイトルで面白味にこそ欠けるものの、穏やかな夏のメロディが滔々と流れてゆく素敵な作品です。

私がこの作品と出会ったのは学生の頃。大学の正門前に古いレンタルショップがあって、そこでひっそりと貸出されていたのが、このアルバムでした。当時、この作品はたしか廃盤になっていて「レアなものを見つけた!」と喜んだのを覚えています。さっそくMD(古いですねw)に落としてドライブ中によく聞いていました。そのMDはいつの間に無くしてしまい、もう一度聞きたいと思いながら十数年。最近デジタルリマスターされ再販されていることを知り早速購入しました。



この作品はもともと日本限定でリリースされたもので、マイナーレーベル時代の楽曲をベノア自身が選曲し再録音したもの。日本のレーベルから日本人向けに制作されリリースされたものだからか、どこか日本人の琴線に触れるメロディーをもった曲が多いのが特徴的です。

バンド構成はデイビッド・ベノア(ピアノ)を中心に、ボブ・フェルドマン(ベース)、トニー・モラレス(ドラム)、サム・ライニ―(サックス)、グランド・ガイスマン(ギター)、ウォルト・ジョンソン(トランペット)、ボビー・ホール(パーカッション)といったメンツ。ドラムのトニー・モラレスは私が敬愛するL.Aフュージョンバンド、ザ・リッピントンズに在籍していましたね♪

穏やかな夏の情景を彷彿させる美しいサウンド

サウンド的にはミドル~スローテンポのナンバーが多く、落ち着いた印象の強い作品です。ボサノバやサンバのリズムを多く取り入れているので、アルバムトータルでの雰囲気としては、ギラギラした夏というより、なんとなく気怠いマイルドな夏といったイメージです。

高原の大きな木陰のなかで、日差しが弱まるのをじっと待っていると、どこからともなく夏の香りと共に心地よい風が流れてくる・・・そんな印象の作品ですね。

デイブ・グルーシンをよりジェントルにしたようなタッチのピアノが奏でる旋律は、どれも穏やかでメロディアスなもの。細かな譜割りのメロディーやソロパートの手数こそ多いものの、流れるようなスムースさからはしっとりしたエレガンスを感じます。

私のお気に入りの楽曲は、夏の昼下がりに見る淡い夢のようなM2「OSLO」。夏のドライブに最適で、後のGRP時代のベノアを彷彿させるファーストチューン「Hermosa Skyline」。美しくも切ないメロディーが如何にも日本人向けの「If I Could Reach Rainbows」などなど。穏やかな夏のメロディーの数々を是非お楽しみください♪

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