こんにちは、ひなパパことパステル工房の管理人です。
本日ご紹介する作品は、男性雑誌「BRIO」が監修したAORコンピレーションアルバム、BRIO AOR BEST SELECTION ~ON SHORE~です。
この「BRIO AOR BEST SELECTION」シリーズは前回ご紹介した「OFF SHORE」と本作「ON SHORE」の2枚リリースされていて、基本的なコンセプトや選曲スタイルは両者ほぼ一緒です。
波の音のオープニングから始まりデイサイド。中間点でブレイクが入りナイトサイド、そしてまた最後に波の音で終わるという流れや、収録曲の約7割がド定番曲、約3割が変化球といった選曲スタイルも一緒。どちらがおススメかと言えば、これはもう「好きな曲が多く収録されている方」としか言いようがありません。できれば両方買ってみてね。
OFF SHOREのレビューはこちらから↓
本作がリリースされた2002年はちょうど、AORリバイバルブームの真っただ中。AOR自体70年代後半から80年代初頭に流行ったジャンルなので、AORブームから、AORリバイバルブームまでが20年。そしてAORリバイバルブームから現在までがもう20年。すっかり時間が流れましたね。
私がAORに初めて触れたのがリバイバルブームの時期でしたので、もう20年間も聞き続けていることになります。当時、まだ高校生で大人と子供の過渡期の私は、AORの͡こじゃれた大人な雰囲気と将来の自分のイメージをオーバーラップさせながら、貪るように聞いていました。これはAORにリアルタイムで触れていた世代も同じような感じだったのではないかと思います。
若き日に思い描いていた姿と現状。イメージ通りになった人もいれば、そうでない方もいると思いますが、AORを聞くと当時の甘酸っぱい思い出が甦ってきて、懐かしさに浸ったり、ちょっと勇気をもらったり。AORはそんな風にして心の音楽であり続けるのかもしれません。
いっそ、当時の理想を今から再追及してみるのも良いかも。若くて多感な時期に思い描いた姿を追い求めるって素敵じゃないですか。
私事ではありますが、10年従事してきた小売業界を離れ、6月より不動産業界へ転身することとなりました。宅地建物取引士の資格があるだけで右も左もわかりませんし、年収も下がりますがとても満足しています。変化があるから人生は面白い。そんな風に思っています。
■収録曲
~Day Side~
01. Opening
02. Don’t Talk
03. Ride Like The Wind
04. You’re Only Lonely
05. Heart To Heart
06. Sweet Baby
07. Never Been In Love
08. Goin’ Down
09. Get It Up For Love
10. Antonio’s Song (The Rainbow)
11. break
~Night Side~
12. 99
13. HARBOR LIGHTS
14. I’M BACK FOR MORE
15. MY EVERLASTING LOVE
16. PARADISE
17. You Belong To Me
18. WHO’S RIGHT, WHO’S WRONG
19. AFTER THE LOVE IS GONE
20. ending
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