本日は、代理コードについて紹介していきます。代理コードを覚えることで、ハワイアンだけでなく、ポップス系のコード進行も弾けるようになります。是非トライしてみてくださいね♪
代理コードとは?
代理コードとは、スリーコード(キーCの場合、C・F・G7の各コード)の代わりが出来るコードです。詳しくは、動画の前半部、もしくは下のリンクを参照してみてください。
代理コードを覚えよう
キーCにおける代理コードは、Dm・Em・Am・Bm♭5(Bm7♭5)です。それぞれ押さえ方とサウンドを確認しましょう!
Dm
Em
二つ目の押さえ方は、Dmコードの型をそのまま2フレット右にスライドさせたパターン。一つ目に比べると難しいですが、出来るようになると後々便利です。
Am
Bm♭5・Bm7♭5
Bm♭5の構成音は、B・D・Fの3音。ウクレレで鳴らす場合、上の押さえ方が最も簡単だと思います。この場合、4弦(G音)は親指や人差し指の先で触れてミュートします。
ミュートする代わりに、2フレット目を押さえたのが下のパターン。4弦2フレットは親指で押さえています。A音が加わるのでコードネームは「Bm7♭5」となります。
代理コードと被代理コードの関係
Fコードの代わりとして使えるもの→ Dm
G7コードの代わりとして使えるがほとんど使われないもの→ Bm♭5・Bm7♭5
代理コードを使ったコード進行例
代理コードを使ったコード進行例をいくつか紹介する前に、Gコードの押さえ方を載せておきます。これまで、出てきていたのは「G7」コードでした。
G7コードは、Gコードにセブンスを(F音)を加えたもので、コードの機能上、Cコードに戻ろうとする力が強いのが特徴です。しかし、G7の後にくるCコードを代理コードに置き換える場合、G7ではなくGコードを弾いた方が、しっくりくる場合が多々あります。ただし、好みの問題なので、実際に弾き比べたうえ、いずれかを選択してくださいね。
Gコード
C→G→Am→F
3小節目のAmはCの代理コードです。
Dm→G7→C→Am
1小節目のDmはFの代理コードです。また4小節目AmはCの代理コードです。
Am→G→Em→F
1小節目のAmと3小節目のEmは、それぞれCの代理コードです。
今回のまとめ
今回は、キーCメジャーにおける代理コードをご紹介しました。今回紹介したいずれのコードも、ハワイアンミュージックではあまり出てきませんが、ポップス系の楽曲では多用されます。例題として挙げたもの以外にも、コード進行は多数あります。
楽曲でよく使われる進行をこちらのページにまとめてあるので、宜しければ併せてご覧ください。
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