『ギターは手の形で覚える楽器』とよく言われます。たしかにコード弾きにしろスケールを弾くにしろ、同じ手の型もしくは指の運びのまま、フレットを前後に移動させると簡単に移調できてしまうのがギターという楽器のもつ最大の特徴であり、メリットでもあります。
ただし、これに慣れ過ぎると弊害もあります。それは、いま奏でている音の音階を把握できなくなるということ。音階を把握できていないからこそ、手癖(なじみある指運)をなぞりがちになり、その結果、ワンパターンな演奏に陥りがちになるのです。
ただ、ギターの場合は困ったことに、弦が6本ありそれぞれ違う音程なので、同じ高さの同じ音(異弦同音)が指版上にいくつも存在しています。
そこで、簡易的ではありますが、フレットボード(指版)上の音を一覧にしてみました。ご参考にしていただけると幸いです。
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