80’sガールズポップの隠れた名盤、Jane Wiedlin 「Fur」

Rock・Pops
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本日ご紹介するアルバムは、元The Go-Go’sのギタリストJane Wiedlinが1988年にリリースした「Fur」です。試聴ファイルもございますので、よろしければ見ていってくださいネ♪それではLet’s Go~♪

アルバム情報

アーティスト:Jane Wiedlin
アルバム名:Fur
ジャンル:Rock.Pop
リリース年:1988年


Jane Wiedlin(ジェーン・ウィードリン)は、ガールズロックバンド「ザ・ゴーゴーズ」の元ギタリスト。ゴーゴーズってなんや?という方の為に簡単に説明しますと、ゴーゴーズは1978年に結成されたガールズバンドで、メンバーが女性だけのロックバンドとして初めて全米ナンバーワンを獲得した言わば「女性ロックバンドのはしり」的存在。ただ、メンバー同士の確執や、お酒&ドラックがらみのトラブルなどがあり1985年にはあえなく解散してしまいました。そのゴーゴーズの中心メンバーが、後にソロで成功をおさめたべリンダ・カーライルであり、本日紹介するジェーン・ウィードリンなのです。

本日ご紹介する「Fur」は1988年にリリースされたジェーンの2ndソロアルバム。前作「Jane Wiedlin」は商業的に成功せず、辛酸をなめる結果に終わりましたが、3年のブランクを経て発売された本作は、キュートなポップセンスが光る80年代の名作。シングルカットされた「ラッシュアワー」がビルボードチャートで第9位を記録するなどセールス的にも大成功を収めています。

カラフルでハッピーな80年代ガールズポップ

ペットショップボーイズの作品で有名なステファン・ヘイグをプロデューサーに迎え製作された本作は、ポップではじけたようなサウンドが印象的なアルバムです。打ち込みを多用したポッピーなビートに、シンセサイザーのカラフルな音色と癖のないメロディーラインが乗っかっていて、サウンドの雰囲気は、さながら80年代のガールズポップの決定版といった感じ。

マイケル・ジャクソンやマドンナなどのビックネームと比べれるといささか没個性的ではありますが、アーティストとしてのスタイルに縛りが無いぶん、当時の売れ筋サウンドの良いところどりをしたような音が敷き詰められていて、大変コマーシャルな作風に仕上がっております。

アルバム通しでは、やはりシングルヒットした「ラッシュアワー」が突出しているものの、その他の楽曲も良質なポップソングが所狭しと並んでいて80年代のポップサウンドを知るには絶好の作品です。また、当時を知るものにとっては、懐かしい音が満載のノスタルジックな作品に感じられるかもしれません。

オススメシチュエーション

全体的に明るい楽曲が多く、ジェーンさんのボーカルも癖のないキュートな歌声の為、青空の下ドライブしながら流すのにピッタリな作品。カラフル&バブリーな80年代ガールズポップサウンドを是非お試しください!

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