こちらは、お父さんのなんちゃって作曲入門のサブコーナです。音楽理論のイロハを説明していきますので、理論系の苦手な方や、とりあえず作曲出来ればよいという方はページバックで(笑)
ちょっと真面目に音楽理論第二回は、「インターバル」ってなんだろう?今後、作曲をしてく上で避けては通れない「コード」の造詣を深める為に必要となる基礎知識なので、理解しておきましょう。
What is インターバル?
音の名前、つまり音階を表すにはアルファベットを使うことは以前にもお話ししました。そして、例えばCとD、EとAなど、ある音とある音の距離をインターバルと言い、数字で表します。
では、さっそくお馴染みのCメジャースケールを使って見ていきましょう。
Cメジャースケールとインターバル
上の図はCメジャースケール構成音をC(ルート)から見たインターバルを表したもの。赤字で記載しているのがインターバルです。始めの音であるC音が1になっていることに注意してくださいね。自分も含めてイチ・ニイ・サンです。
下段には読み方が書いてあります。(メジャー)(パーフェクト)といったカッコ内を含めた名称が正式なものですが、省略し呼ぶのが一般的です。エアーコンディショナーを「エアコン」と呼ぶのと同じですね。
ただ、気を付けていただきたいのは、7は必ずメジャーセブンスと呼びますので、そこはご注意を。ちなみに、メジャーを「長」パーフェクトを「完全」と表記したりもしますよ。
では、ここまで理解したところで、C~Bまでの12音で見ていきましょう。
Cクロマチックスケール(半音階)のインターバル
♭7thは「セブンス」と呼ぶのでその点だけは注意。7th=「メジャーセブンス」♭7th=「セブンス」この違いはしっかり覚えてくださいね。
例1:CEGB=Cmaj7=C△7 読み方:シーメジャーセブンス
例2:CEG♭B=C7 読み方:シーセブンス
豆知識のコーナー
まとめ
今回は、基準となる音(ルート音)からのインターバルと、その表記方について書いてみました。案外、単純なものでしたね。
まず、メジャースケールにならい番号を振っていく。そして隣に位置する半音階の音程には♭や#をつける。
たったそれだけの事なのですが、教則本などではビギナーにとって一番最初につまずきがちな所。5線譜に12音がずらっと並んで、やれ長だの短だの増だの減だの完全だの細かな文字でずらっと書いてあったりします。
しかし、そんな難しい呼び方は、アカデミックな世界に任せておけばよいもの。作曲を趣味で始めようとする人には関係のないコトなのです。
では、このインターバルの知識がこの先必要ないのかと言われれば、それはNO。コードの理解や、テンションノートの理解を深める上では欠かせないものなのです。
次回は、今回の知識を基に、メジャーコード、マイナーコードについて考えていきましょう。長らくお付き合いありがとうごさいました。
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