本日は、クロマチックアプローチを使って、コードを滑らかに繋げる方法をご紹介します。コードとコードの間に挟み込むだけで、こなれてる感が出るのがポイント。どんどん取り入れて、聞かせる演奏を目指しましょう。
クロマチックアプローチとは
まず、クロマチックアプローチの「クロマチック」とは何でしょうか?ずばり、半音・半音階のことです。ウクレレでは、一つとなりのフレットの音が半音になります。
この半音をつかってアプローチしていくのが「クロマチックアプローチ」です。では、何にアプローチするのか。
それは、コードトーン(コードの構成音)です。
クロマチックアプローチの基本形
黒丸をコードトーン、白丸をアプローチノートとします。
半音下(もしくは半音上)からアプローチ
半音下にさがってから戻る
全音下(もしくは全音上)から半音階でアプローチ
※全音とは半音2つ分のことです。
コードトーンを挟み込むように
クロマチックアプローチを使ってみよう
例01
赤で囲っているところがクロマチックアプローチ。C→C7と進行する時によく耳にするパターン。C7の1弦1フレット(B♭音)に、全音上の1弦3フレット(C音)から半音階でアプローチしています。
例02
二小節目1弦開放に向かって、全音下から半音階でアプローチをしたパターン。1弦開放と2弦5フレットは同じ音(A音)なので、2弦3フレットからアプローチしています。
例03
1弦2フレット(B音)から、1フレット(B♭音)へ半音さがってから戻るパターン。
例04
二小節目の一拍目、1弦2フレット(B音)を挟み込むようにアプローチしたパターン。
今回のまとめ
今回は、クロマチックアプローチをつかってコードチェンジを滑らかに繋げる方法を紹介しました。いろいろ試してみて、自分のお気に入りを見つけてみましょう♪
コメント