京都府「笠置キャンプ場」【キャンプの聖地】

キャンプ場
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京都府相楽郡笠置町にある「笠置キャンプ場」。年間約9万人が訪れるこのキャンプ場は、「キャンプの聖地」と呼ばれる人気のスポットです。本日は、そんな「笠置キャンプ場」をご紹介します。

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笠置キャンプ場はこんなところ

笠置キャンプ場は、木津川の河川敷に位置するキャンプ場で、約3万㎡の広大な敷地と完全フリーサイトが魅力のキャンプ場です。キャンプ場の周辺には、山や川があり景色や環境音を楽しむことができます。また、場内は一枚布のように平坦な地形が広がっており、遮蔽物が少なく開放感に溢れているのも魅力の一つ。

キャンプ場基本情報

住所 京都府相楽郡笠置町笠置佃
電話番号 0743-95-2011 ※一般社団法人笠置観光協会(管理者)
営業日・営業時間 通年営業/定休日なし・8時~17時(入場受付時間)
予約方法 予約不可
IN・OUT 指定なし ※ただし下記参照
電波 良好(ドコモ・au) 未検証ポイントあり
URL http://www.kankou-kasagi.com/kasagi-camp/

※ペット同伴可(要リード)
※上記記載は、令和4年6月現在のウエブサイト、現地看板に基づく表示です。最新情報や詳細につきましては、ホームページ・電話にてご確認お願い致します。

※現地看板によると、上記入場受付時間外の夜間無断入場は禁止されています。

アクセス

笠置キャンプ場は、京都府・奈良県・三重県の県境に位置しており、大阪市内からのアクセスも良好です。大阪市内から高速を利用すれば1時間ちょい程度でしょうか。国道163号線の沿線上にあるので、山道などの険しい道路を走行する必要がなく、運転に不慣れな方にも安心です。

ただし、笠置町内と、キャンプ場入口から受付までの区間は、対向車のすれ違いが困難な箇所があるので注意が必要です。

キャンプ場入口から矢印方向へ進むと受付があります。土日等は、写真看板手前にガードマンさんが立っており誘導してくれます。

対向車のすれ違いが困難。道幅が狭く、ガードレールと擁壁に挟まれているので、大型外車など車幅の大きな車は通行自体困難な可能性があります。ちなみに我が家のステップワゴンは余裕で通れました。

出典:笠置町役場ホームページ

また、キャンプ場から徒歩5分ほどの距離に、関西本線「笠置駅」があるので、徒歩キャンパーさんにも人気です。

サイトマップ

笠置キャンプ場は全面フリーサイトのキャンプ場。駐車場がないので、好きな場所で車を横付けしキャンプを楽しむことが出来ます。

もちろん車で場内の移動が可能。ただし、通路は未舗装なので、路面は荒れています。晴れの日には、車が通行するたびに砂塵が舞い、雨の日には通路に水が溜まり、ぬかるみが出現します。

なお、上記エリア名は、紹介の便宜上つけたものであり、現地においてこういった名前のエリアが存在するわけではありません。

受付

受付で、利用料金を支払い領収書をもらいます。笠置キャンプ場の人気の一つは、利用料金の安さ。デイキャンプなら大人1人500円。宿泊なら大人1人1000円。駐車料金や、入園料が無いのが嬉しいですね。また、利用にあたり個人情報等を記入する必要がないので、ドライブスルーで入場することができます。

サイト

川沿いエリア

木津川の近くに位置するエリア。川の景色を見ながらキャンプを楽しむことが出来ます。このエリアはソロキャンパーさんが多いような気がします。川のせせらぎを聞きながら楽しむ一人の時間は、贅沢ですよね。

このエリアの難点としては、炊事場やトイレまでが遠いこと、水はけが悪いことが挙げられます。雨の日には水たまりが点在するので、設営の際はポイント選びが必要です。

グラウンドエリア

グラウンドエリアは整地されていて、設営がしやすいのが特徴。ファミリーキャンパーさんに人気のエリアです。トイレや炊事場から近いのも、人気のポイントの1つ。

芝エリア

笠置キャンプ場のメインエリア。芝エリアとトイレ・炊事場の間には、桜並木があり、お花見キャンプを楽しむことができます。また5月~6月には紫陽花が綺麗な花を咲かせます。

難点としては、場所によって車の走行に伴い砂塵が舞うことと、整地されていない為、地面が傾斜していたり、水たまりができる場所があることが挙げられます。

土質

土質は場所によってばらつきがあります。芝エリアはやわらかめの土。川沿いエリアは土と砂利。石が多いのもこのエリアの特徴です。ペグが刺さりづらい場合があります。グラウンドエリアは固めの土と砂利。いずれのエリアにおいても長さのある鍛造ペグがおすすめです。


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トイレ・炊事場・ゴミ捨て場・その他設備

トイレ・炊事場・ゴミ捨て場は、場内にそれぞれ2箇所。芝エリアの南側と、グランドエリアの東側にあります。いずれの施設も、川沿いエリアからは距離があります。

トイレ

場所 男性用・小便器 女性用 手洗い
芝エリア南側(男女別) 2・小便器4
グラウンドエリア東側(男女別) 3・小便器3

※トイレには備え付けのトイレットペーパーがありません。(紙を持参する必要があります。)
※ウォシュレット機能や保温機能はありません。簡易トイレの為、臭いがあります。
※個室内照明は人感センサー式です。
※身障者用トイレはありません。

炊事場

場所 水栓数 炭火処分所
芝エリア南側 確認中(別途網洗いなどに供するもの2個) あり
グラウンドエリア東側 5(別途網洗いなどに供するもの2個) あり

ゴミ捨て場

ゴミ捨て場は、芝エリア南側とグラウンドエリア東側にあります。ゴミ捨ての際には種類ごとに分別が必要です。

その他の設備

芝エリア南側、ごみ捨て場の近くに飲料の自販機があります。販売価格はちょいとお高め。

環境・安全面等

キャンプの聖地と呼ばれるだけあり、開放感が魅力的なキャンプ場です。場内の設備は必要最低限で簡素なものです。高規格キャンプ場には無い「ゆる~い雰囲気」が人気の秘訣かもしれません。

安全面での懸念事項は、洪水です。笠置キャンプ場は、台風に伴う豪雨により過去に何度か水没し休業しているようです。また、木津川の上流約10キロメートルのところには、高山ダムがあります。ダムの放流時にはサイレンや放送により、放水を知られるので、サイレンなどがなった際にはすぐに川からの避難が必要です。

防犯面での懸念事項は、夜間の閉門が無いことが挙げられます。わたしは、出くわしたことがありませんが、不法投棄や不法行為が行われ警察や消防が出動したこともあるようです。

以下、笠置キャンプ場の禁止事項を現地に点在する看板などから纏めます。

・直火の禁止 ・騒音、大音量の禁止 ・車両による無謀運転等の禁止 
・露店、移動販売等の禁止 ・花火の禁止 ・受付時間外の夜間無断入場の禁止
・発動発電機の使用禁止 ・ラジコンヘリ、ドローン等の飛行禁止
・夜間の河川立入禁止 ・危険な行為、他の人に迷惑を及ぼす可能性のある行為の禁止

笠置キャンプ場の桜

笠置キャンプ場は、京都府の桜の名所のひとつです。桜の時期の笠置キャンプ場を動画にしましたので、ご覧ください。

その他、気になる事項

場内に遮蔽物がほとんどないので、日差しや風が強い場合があります。また、川の側なので虫が多いです。(羽虫、あり、ハサミムシ、蜘蛛等)。キャンプ場のにはJR関西本線および笠置駅がある為、車両の走行音や駅のアナウンスが聞こえます。※うるさく感じる場合があります。


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総評

立地 ★★★★☆ 環境 ★★★★☆
料金 ★★★★★ 設備 ★★☆☆☆
アクセス ★★★★★ スタッフの対応 ★★★★☆

 

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