みなさんこんばんは!ブログ開設から2ヶ月が経過し、すっかり雑記ブログ化した「パステル工房」の管理人です。
ブログ開始当初は、関西圏のペットおでかけ総合サイトと音楽レビュー2本立ての「情報提供ブログ」を目指していたにも関わらず、いつの間にか自分のライフログ的記事が多くなってしまいました。(おでかけ記事など一つも書いてないw)まあ、今のところ当ブログの一番の読者は私自身なので、しばらくはこのスタイルで突き進もうかと考えております。(ディスクレビューも基本その日に聞いたアルバムからチョイスしています)
さて、本日紹介する(聞いた)アルバムはNatalie Imbrugliaの「Left Of The Middle」です。
Natalie Imbruglia(ナタリー・インブルーリア)は1975年オーストラリア生まれの歌手/女優/モデル。本作のアルバムジャケットに移るナタリーさんのお顔がやけに綺麗で、美人だな~と思っていたら女優なのね。(納得)
シンガーとしてデビューする前には、オーストラリアの人気番組「ネイバース」にも出演していて、2003年にはコメディ映画「ジョニー・イングリッシュ」にも出ています。ネイバースと聞いて思い出すのが、カイリ―・ミノーグ。この人もネイバースからシンガーデビューという足取りを歩んだアーティストでしたね。
ただ、シンガーデビューする際に、ポップで明るい楽曲を引っさげ「可愛い子ちゃん路線」で売り出したカイリ―に対し、ナタリーは「魔性の女」路線で攻めてきました。
本作「Left Of The Middle」は1998年にリリースされたデビューアルバム。この作品からは爽やかな1曲目「Torn」が大ヒットし(米英2位)、ここ日本でもCMで起用されたので耳にされた方も多いと思いますが、アルバム通しではマイナー調のロックソングが多く、「Torn」の印象だけを基にして購入されるとイタイ目にあいます(笑)
確かに、キャッチ―でメモラブルなメロディーをもった楽曲も多いのですが、アルバムのカラーはダークで、湿り気と憂鬱な厚い雲がかかっているような印象を受けます。ナタリーさんのボーカルもどこかウエットな質感で、聴く者の感情にジワリジワリと訴えかけていくような感じ。
そんな陰鬱なウエット感が最高潮に達するのが、6曲目の「Smoke」。雨がしとしと降り続く夜に似合うような楽曲で、部屋の明かりを消してヘッドホンで聞いたらなかなか不気味。シークレットソング的に収録されている、アルバムエンディング曲「Left Of The Middle」もアコギ1本で歌われるノスタルジックな暗いナンバーで(しかも唐突に終わる!)、作品を聞き終わったときの感想は、「なんか、暗いアルバムだな~」というのが本音です。
ここからは私自身の昔話。
私が、このアルバムを手に入れたのは高校1年生の時。当時の私は、通っていた中学校に教育実習生として赴任してきた女の先生に、猛烈に恋をしておりまして・・・中学卒業時に、その意中の先生に半ばラブレター染みた手紙を渡したのです。書いた内容は覚えていませんが、書きながら、そして手渡しする時にドキドキしていた記憶がありますw
多くの友人たちと別れ、高校に入学したものの、初めは友達も出来ず、しかも進学校に入学したので勉強漬けの毎日で入学当初は、暗い日々を送っていました。
そんな時に届いた、先生からの返事の便り。(フォークソングの歌詞か!)。探せばいまもどこかにあるはずですが、「高校生活頑張ってね」的な内容の文面と共に、一枚のMDが入っていました。
そのMDの1曲目が、ナタリー・インブルーリアの「Torn」だったのです。当時の私の音楽嗜好はハードロック一辺倒でしたが、「Torn」の爽やかで透明感あふれる曲調が、先生のイメージと被って、朝の憂鬱な通学時にはオールリピートで聴き元気をもらいました。
その先生とは、高校卒業後まで連絡を取り合っていましたが、先生の結婚後なんとなく後ろめたい気持ちもあり、疎遠になったまま今に至ります。(後ろめたいコトは何一つなかったけどねw)
疎遠になってから、中学時代の担任と連絡を取り、飲みに行く機会があったのですが、その時判明したのは、担任の先生も密かに思いを寄せていたのだとか!ま~、あれだけの美人だったから仕方ない!
T先生、Y先生お元気ですか?またいつか会いたいですね。私もすっかり中年になりましたよ(笑)
今回のレビューはここまで。ほとんど昔話がメインになってしまいました。以下に試聴ファイルを貼っておきますのでよろしければ聞いてみてくださいねw
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