混色の分類
■加法混色(光の混色)
●同時加法混色
●中間混色 1.回転混色(経時中間混色) 2.併置混色(併置中間混色)
■減法混色(色材の混色)
加法混色
■同時加法混色
混色された色の明るさが、元の色の明るさより明るくなる混色
=元の明るさ(エネルギー)の足し算
【光の三原色】
赤(R)・緑(G)・青(B)
少ない色合いで多くの色を再現できるのが光の三原色
色度図上でR・G・Bの三点を結び出来る三角形⇒色再現域
光の三原色をそれぞれ2色混色すると色材の三原色に近い色が出来る
色材の三原色=R+G=イエロー R+B=マゼンダ G+B=シアン
■中間混色
元の色は独立した色として存在しているが、混色しているように見える「視覚としての混色」
それぞれの色の面積比に応じた色で、明るさも面積に応じて足し算された色として見える。
1.併置混色(併置中間混色)
色を小さな点で配列し離れて見ると混色しているように見える混色
2.回転混色(経時中間混色)
コマを何色かに塗り分けて高速で回転させたとき1つの色のように見える混色
減法混色
選択的に一部の光を取り除くことによって色を作り出す混色、混色された結果、元の色に比べて明るさが減少する=元の色材の透過率の積
【色材の三原色】
シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)
C+M+Y=黒
C+M=青 C+Y=緑 M+Y=赤
色再現と条件等色
【条件等色】
分光分布が異なっていても同じ色として知覚すること。色を再現する基準としてXYZの三刺激値を一致させる。
※肌色や青空などば測色値通りでなく、イメージとして好ましい色に再現
■テレビの色再現
中間混色ー光の三原色の発行強度を変えて色を作り出す。
■印刷の色再現
紙にのせるインキの大きさ(網点面積率)を変える
インキが重なる部分では減法混色、重ならない部分では併置混色
■写真の色再現
色材の三原色(C・M・Y)の色素が3層に重なって独立している
3色素の濃度を変え減法混色
コメント