コード表記のルールを解説!コード譜が読めないを解決

音楽理論
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コード譜を読んでいると、よくわからないコードネームに出くわすことがありますよね。コードの表記方法にはルールがありますが、同じコードでも書き方が複数あったりと、書き手によって書き方に振れ幅があったりも。

本日は、そんなコード表記のルールについて書いていきます。これを読めば、どんなに難しいコードが出てきても大丈夫!?一緒に学んでいきましょう!

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■コード表記の基本ルール

 

上の図は、最もよく使われているコード表記をブロックごとに分けたもの。以下、①~⑤まで、1つづつ見ていきましょう。ちなみに、色文字で書かれているのは例です。

①ルート音名

 

このパートには、コードのルート音が記載されます。メジャーコードの場合にはルート音をもってここに表記されます。例えばCメジャーコードの場合、メジャー3度を省略し単に「C」と表記されます。

②マイナー3度と、その他特殊なコード

 

ここにはマイナー(短)3度と、その他の特殊なコードが記載されます。マイナー3度つまり短3度を含むコードの場合、ここに「m」と表記されます。また、手書きのコード譜などでは、「-」と書かれていることがあるので注意してください。

特殊なコードを表す記号としては、sus4、add9、aug、dimがあります。それぞれのコード構成音についての説明は、ここでは省略いたします。

③メジャー、マイナー7と、メジャー6

 

メジャー(長)7度は、「maj7」「△7」と表記されます。マイナー(短)7度は単に「7」と表記されます。図の例の場合、7のみの表記なので、マイナー(短)7度という事になります。

ボサノバ系でよく使われるメジャー(長)6度もこのブロックに記載されます。マイナー6度は増5度(#5)つまりaugと同じなので、このブロックでは表記されません。

④減5度

 

減5度=「♭5」はこのブロックに記載されます。減5度は、「♭5」以外にも「-5」と書かれている場合もあるので注意が必要です。なお、減5度が含まれない場合は、ここのブロックは省略されます。

⑤テンションノートとその他の補足記号

 

最後のブロックにはテンションノートと、その他の補足記号が表記されます。

テンションノートには、「9、♭9、#9」と「11、#11」「13、♭13」があります。各テンションノートの説明はここでは省略します。

その他の補足記号には、ベース音を別途指定したオンコード「on G」や、コード構成音の内、特定の音を省略した「omit 3」などがあります。

■特殊なコード表記


さて、本日はいろいろなコードの表記方法について学んでいきました。コード表記に厳密なルールは存在しないので、書き手により若干の記し方に違いがあります。しかし、今回学んだことを頭に入れておけば未知の表記に遭遇した場合にも、なんなく理解できるようになると思います。本日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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